読書推進事業
子どもの読書活動は、言葉を学び、多様な文化を理解するだけでなく、今後どのように社会と関わっていくのか、どのような人生を送ろうとするのかを考え、判断していく材料となるとともに、自分の生き方や社会との関わり方を支えていくものにもなります。さらに、読書活動を通して、感受性や想像力など、多様な人とよりよく関わり、他者と共に豊かに生きていくために必要な道徳心等が養われます。また、読書は学力向上にも大きな役割を果たします。読書習慣のある子どもは、語彙力や読解力が自然と高まり、文章を正確に理解し表現する力が育まれます。
しかし、近年の社会環境の変化、とりわけ新型コロナウイルス感染症の影響により、子どもたちの読書環境にも大きな変化がありました。学校や図書館の利用制限、家庭での過ごし方の変化、デジタルメディアのさらなる普及などにより、読書の形は多様化するとともに、読書習慣の二極化も懸念されています。一方で、電子書籍の活用等が進むなど、新たな読書の機会も生まれました。
こうした状況をふまえ、本町では、子どもたちがどのような環境にあっても、読書を通じて豊かな心を育むことができるよう、「第3次久山町子ども読書活動推進計画」を策定しました。本計画では、家庭・地域・保育所・幼稚園・学校が一体となり、子どもたちが読書に親しめる機会をさらに充実させ、社会の変化に対応した新しい読書環境の整備を進めていきます。
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教育課
〒811-2592 福岡県糟屋郡久山町大字久原3632番地
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更新日:2025年07月22日