『道徳の町』ひさやま

地域ぐるみの「道徳教育」の歴史

初代道徳推進委員長かわべ先生、九州大学教育学部長平塚先生

昭和52年、少年の非行検挙率が福岡県内でワースト1位になった久山町は、文部科学省から道徳教育の研究指定を受け、道徳推進委員会を設立し、「地域ぐるみの道徳教育」に取り組んできました。

昭和55年には、日本教育学の最高権威であった九州大学教育学部長平塚 益徳先生は、道徳教育研究報告会の公演の最後に次のように述べられました。

「日本は経済の復興は十分にできていますが、道徳が失われたままになっている。ぜひとも取り返さなければならない。そのための要素として久山町があるということを、確信をもって申し上げます(一部抜粋)」

その言葉を胸に、初代道徳推進委員長である河邊 謙太郎先生をはじめとする町民の皆さまが情熱をもって取り組まれてきました。

道徳の歴史とつないできた人々の思いを紹介

道徳推進の取り組み

久山町では道徳推進の取り組みとして、様々な実践活動を行っています。

道徳推進の柱 久山町道徳推進委員会

昭和52年に発足した「久山町道徳委員会」。
「家庭」「地域」「学校」の三者が協力し道徳の推進・啓発を行うことを目的に、「ふれあい・美化・健康」をスローガンとしてさまざまな道徳の実践活動を実施しています。

道徳の町宣言・道徳推進運動30周年記念アピール

平成8年 道徳の町宣言町民大会で行われた「道徳の町宣言 」、平成18年11月18日久山町道徳推進委員会によって行われた「道徳推進運動30周年記念アピール」。

道徳推進運動への思いは現在まで引き継がれています。

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