「道徳の町・久山」道徳推進事業
久山町が誕生して20年近くたった昭和50年頃、人情豊かで郷土意識が高い久山町にも、青少年の非行が急増し、少年非行検挙率が県内ワースト・ワンとなり町民の方々を驚かせることとなります。
強い危機意識をもった当時の社会教育委員会では、住民意識調査を行い「町民の力で非行を防止したい」という意見を得ます。当時の社会教育委員長で初代久山中学校長の河邊先生は、究極の道は「家庭や社会における道義、礼節の高揚にある」と、結論づけました。
折りしも昭和52年、文部省の学校道徳教育協同推進指定校の話が久山町にもちあがりました。久山町は、学校と地域、家庭が協力し合って道徳教育を推進することで青少年の健全育成にもつながると考え、指定を受けます。
そして、「地域ぐるみの道徳教育」というテーマをかかげ、これを達成する組織として、学校、家庭、地域の3つ部会からなる「久山町道徳推進委員会」を結成します。
この研究を機に、約45年以上にわたって、道徳推進委員会は、三者が連携した町ぐるみの道徳推進運動を展開していき、今なお続いています。
(取組み)
1 久山町の歴史教育、郷土教育
2 道徳記念講演会
3 道徳カルタ
4 子ども相撲大会
5 あいさつ運動
6 広報「どうとく」
7 保幼小中連携 道徳教育を中心にした12年間の教育カリキュラム 等


研究要録 伸びようと動く子どもを育む (道徳教育を中心にした12年間の教育カリキュラム) (PDFファイル: 2.8MB)
この記事に関するお問い合わせ先
教育課
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更新日:2025年06月11日