ふるさと学習「遺跡・史跡巡りの旅」（久原小学校）

山田小学校・久原小学校の6年生は、毎年、総合的な学習の時間で、町の宝である「首羅山遺跡(国指定史跡)」についての学習を行っています。

久原小学校では、この首羅山遺跡を町外にも発信していくために「遺跡・史跡巡りの旅」という学習を行っています。この学習は、目的地のみが決まっており、目的地を目指す過程で、様々な場所で首羅山遺跡について子どもたち自身が発信していきます。

この学習の初年度である平成30年度は久原小学校から宗像市大島までの約50kmの道のりを歩いて旅をしながら、道中の遺跡や史跡、資料館を見学したり、他の小学校で首羅山遺跡についてプレゼンテーションを行ったりしました。令和6年度は、福岡市博物館や九州大学伊都キャンパスで、子どもたちが大人や学生を相手に堂々とプレゼンテーションしました。

この学習の特徴は、目的地までの道のりの調査や宿泊先学校へのお願いの連絡、昼食用の弁当の注文連絡等をすべて子どもたちが行うことです。子どもたち同士で何度も話合い、時にはぶつかり合い・・・こういった経験がすべて子どもたちの成長につながる取組となっています。