げきあそびってたのしいな ~生活の発表~
12月上旬に行う生活の発表では、保護者の方に劇遊びの様子を参観していただきます。身振りをつけたり、せりふを言ったり、大道具や小道具を自分達で制作したりしながら全員で発表をつくり上げていくことは、まさしく園の本年度の重点『自己発揮し、他とかかわりながら遊びにひたる子』の姿そのものです。練習風景の中からこの取組に含まれるたくさんの教師の意図(ねらい)や教育的価値について3点を紹介します。
日常の保育の発表の場として
上の写真は、劇の中で使い終わった鈴を椅子の下のケースに片付ける年少児の様子です。所持品の片付けは入園以来指導している行動様式です。年中組は、右下の写真の通り片足ケンケンの競争などこれまで行った運動遊びをふんだんに取り入れ、子ども達は楽しそうに参加しています。
表現する楽しさを味わい、技能を伸ばす
左上は、年中組の劇でお魚怪獣役の園児が海の中から登場するシーンです。体を丸めてじっと待った後、自分の出番になって張り切っている様子が表情に表れています。年長組のキーワードは「相手意識」です。右下の写真の通り、観客に表現したいことが伝わるように身振りや声の大きさ、話し方などの工夫を重ねています。
登場人物になりきる
一方、年少組のキーワードは登場人物に「なりきる」ことです。セットやお面、効果音、BGM、ナレーションなど効果的な工夫によって生き生きと表現できています。当然のことながら年少児は想定外の動きも多いのですが、それに対する先生方のアドリブも実に見事です。
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更新日:2022年04月01日