5がつの そよかぜに ふかれながら

 久山町内の園や学校は、いつも地域の方から温かい支援を受けています。これも久山町の大切な宝物の一つです。園では、野菜の栽培、陶芸教室、交通教室、読み聞かせ、お楽しみ会などたくさんの教育活動にご協力をいただいています。子ども達は「◯◯先生」「◯◯名人さん」と親しみを込めて呼びながら、交流を深めています。先月は、地域の方が、田んぼで捕った魚やエビなどの生き物（写真上）や、自宅で育てられたシャクヤク（写真下）を持ってきてくださいました。昨年度に続き今年もコロナ禍で取りやめになる活動が続く中、廊下に漂うシャクヤクの甘い香りが沈みがちな心を温めてくれました。

 園で行っている“けやき教育”の様子です。

• 〔け：健康〕5月12日は年少児にとって初めてのお弁当の日でした。お弁当箱のふたを開けたとたんに子ども達の笑顔がはじけました。おはしやスプーンを一生懸命に使っておいしそうに食べる子ども達にとっては、お家の方のたっぷりの愛情が何よりの栄養です。（写真右上）
• 〔や：やる気〕園のお兄さん、お姉さん役の年長児にとって、幼稚園を守るお仕事は大切な役割です。トンボを使って運動場の整地をしたり、畑の草抜きや水やりをしたり、靴箱や手洗い場の掃除をしたりと大活躍。やる気をもって取り組む姿は頼もしさにあふれています。（写真左下）
• 〔き：協働〕右下の写真は、年中児が砂遊びで使っ道具を片付けている様子です。見ていると道具を洗い場まで運ぶ子、手際よく洗う子、洗い終わった道具をケースに入れる子といった具合に自然に仕事分担ができているのがわかります。力を合わせる心地よさを味わっています。