6月の園生活「雨の恵みと、響き合う主体性」
梅雨空が続く毎日ですが、子どもたちは雨粒の音や濡れた土の感触を楽しみながら、年長組さんが登園後の朝の時間を利用してチャレンジ広場に集まってきました。まだまだ竹馬がいうことを聞いてくれず、四苦八苦しています。
年長さんが大切に育てている野菜たちが、雨の恵みを受けてぐんぐん大きくなってきました。毎日「大きくなったかな?」と観察し、世話をする姿には、命を慈しむ主体性が溢れています。「食育」への関心は、こうした日常の姿からも耕されています。
歯科衛生士さんから正しい歯磨きの仕方を教えてもらいました。乳歯はこれから生えてくくる永久歯やあごの発達にも大切な役割があります。「自分の歯をずっと大切に守っていきたい 」そんな気持ちがもてるように子どもたちにわかりやすくお話をしてくださいました。
子どもたちは歯ブラシの持ち方や動かし方を真剣に聞きながら、鏡と向き合って一生懸命ブラッシングの練習です。「きれいになった?」歯を大切にする気持ちが芽生えている様子でした。園でも引き続き歯や体の健康に関心を持てるように取り組んでいきます。
「固いだんご」を転がすころころコース作りが続いています。「最後まで転がるにはどうすればいい?」教師も一緒の仲間となってコース作りを行ないます。これまでの経験をもとに、仲間と共通の目標に向かう「思いを創り合う」姿を大事しています。
砂場では、別のグループが砂や土の性質を使い分けながら、本物のクッキーを作りたいと目的を持って遊びを広げています。一晩ねかせて思わず食べたくなるようなクッキーが完成し、大喜び。
砂や土、水に関わってきた遊び。4月5月に比べ「目的意識」や「素材へのこだわり」へと深まってきました。
オレンジ帽子の年中組さんも年長組さんのようなコースが作りたいと道具を集めてきました。「水が流れるかな」「最後まで水が流れないな」とつぶやきながらも途中で水が流れ落ちてしまうのはあまり気にならないようです。今は水汲んできては流す、汲んできては流すを繰り返し楽しんでいるようです。
年中組さんでは、友達と意見が合わずに涙を流す場面もありました。すぐに仲裁して「ごめんね」を促すのではなく、「悲しかったね」と教師がまずお互いの思いを聞いています。「思いの違いに気づき、調整しようとするプロセス」を大切にしているからです。喧嘩をして泣く経験も、相手に自分の思いを「出し合う」ための、かけがえのない学びの一歩です。
年少組さんも、今ではすっかり砂遊びに夢中です。大好きな先生の周りに集まって、みんなで一緒に砂を混ぜたり、カップに詰めたり。「これ見て!」という言葉にならない表現を教師がしっかり受け止めることで、子どもたちの内面にある「思いが見えてくる」大切な時期を過ごしています。
6月は大型バスにのってマリンワールドに社会見学に出かけた年長組さん。グループに分かれてグループの先生と一緒にまわります。一緒の水槽を見ながらいろいろなつぶやきが聞こえてきます。
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更新日:2026年06月30日