久山町と嘉穂無線ホールディングスが包括連携協定を締結

更新日:2023年12月13日

左から嘉穂無線ホールディングス株式会社代表取締役社長 柳瀬 隆志 氏、久⼭町⻑ ⻄村 勝

12月13日、久山町と嘉穂無線ホールディングス株式会社は、「先導的グリーンインフラモデルの構築に関する包括連携協定」を締結しました。

この協定は、Well-being(ウェルビーイング)(※1)の高い、持続可能な社会の実現に向け、先導的グリーンインフラモデル(※2)を構築することを目的に締結されたものです。

北部九州を中心にホームセンター「グッデイ」を運営する嘉穂無線ホールディングス株式会社は、株式会社グッデイをはじめ、学習工作キット「エレキット」の企画・製造・販売を行う株式会社イーケイジャパン、電子パーツ専門店を運営するカホパーツセンター株式会社、データ活用サービス事業を提供する株式会社カホエンタープライズを統括しています。

両者は、これまでに、久山町が日本初の「カーボンネガティブ&ネイチャーポジティブ(※3)」を宣言し、産官学民が連携した各種実証を展開する中で、課題解決と住民のウェルビーイングの向上を結びつけた取り組みを共に行ってきました。こうした取り組みが高く評価され、脱炭素チャレンジカップ2023では文部科学大臣賞を受賞しました。

本協定に基づき、久山町と嘉穂無線ホールディングスは、より一層の連携により、これまでにそれぞれが培った専門的な技術や知識、経験などを生かすとともに、目的を同じくする他企業とも連携を深め、久山町全域をフィールドとしたモデル実証を積み重ねながら先導的グリーンインフラモデルの構築に取り組んでいきます。

※1 Well-being(ウェルビーイング)
心身と社会的な健康を意味し、瞬間的な幸福ではなく持続的な幸福感を表す

※2 先導的グリーンインフラ
社会資本整備やまちづくり等において自然が有する多様な機能を活用し、ネイチャーポジティブやカーボンニュートラルの実現、インフラやまちづくりの持続性や質の向上、Well-being の向上、健康増進、地域活性化、SDGs の実現などに貢献する取り組み

※3 カーボンネガティブ&ネイチャーポジティブ
環境分野への取り組みの一環で久山町が宣言し、自然資源の生産と消費、担い手育成が循環する仕組みづくりを目指す

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