久山町地域公共交通計画

久山町の公共交通は、路線バスにより町内外を連絡するとともに、地域内の移動手段として、町のコミュニティバス「イコバス」を運行しています。
町を取り巻く環境としては、将来推計を上回る人口増加（中でも、高齢者、高校生等の移動弱者の増加）等に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による地域公共交通の事業環境の悪化を受け、利便性と効率性が高い持続可能な公共交通体系を構築することが必要とされてきています。
これらの状況を踏まえつつ、「久山町地域公共交通網形成計画」の検証を行った上で、令和4年度以降の公共交通の新たなマスタープランとなる「久山町地域公共交通計画（以下、「本計画」という。）」を策定しました。
本計画では、人口構造の変化や公共交通の利用状況、町民・来訪者の移動ニーズ等の調査結果を分析することで得られた課題を整理し、今後の社会環境の変化を見据えながら、変化に柔軟に対応できる「持続可能な公共交通体系」を構築することを目的としています。
また、策定にあたっては、公共交通の利用促進・需要創出を積極的に図るために、観光・福祉・健康・教育など、さまざまな分野と連携し、横断的な対策を計画に位置付けています。