町指定文化財 第11号
第11号

西側
1.名称及び員数
宋風獅子一対
2.所在地
久山町大字久原111-1首羅山
3.特徴
- 西側 総高53.0センチメートル像高45.2センチメートル
リボンの一部が現され、毬を取ると思われる。鬣は巻き髪。 - 東側 総高50.4センチメートル像高41.7センチメートル
子を抱いていると考えられる。鬣は直毛。

東側
4.年代
13世紀
5.作者名
不詳
6.由来又は沿革
宋風獅子とは日本に古くから伝世してきた、宋時代の中国で制作されてもたらされた獅子、あるいはその影響を受けて中世の日本で制作された一対ないしはかつて一対であったものと推察される石造獅子のことである。像容の特徴として、片方が子を抱き、もう一方が華やかなリボンがついた毬をとる、いわゆる「子持ち玉取り」の姿をしている。さらに角ばった顔、鈴のついた首輪をつけていること、手足の爪を鋭く三角にあらわすこと、台座も像も同じ石から彫りだすことがあげられる。
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更新日:2022年04月01日