子宮頸がん予防(HPVワクチン)接種について

更新日:2024年02月21日

 

子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。

子宮頸がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。

日本では毎年約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに、毎年、約2900人の女性が亡くなっています。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン(HPVワクチン)の接種を、小学校6年生から高校1年生相当の女子を対象に公費により無料接種を行っています。公費で受けられるHPVワクチンの接種により、感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究でわかっています。

現在、公費で受けられるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類です。

一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングが異なります。

次の厚生労働省発行HPVワクチンのリーフレットをご覧いただき接種する医療機関に相談ください。

HPVワクチンに関する厚生労働省のリーフレット

接種対象者

接種を受ける日において、久山町に住民票のある小学校6年生から高校1年生相当の女子

接種費用

接種対象者は無料

接種について

接種を希望される方は、医療機関に直接ご予約をお願いします。

町内では次の3院で接種ができます。

HPVワクチンが接種できる町内医療機関
医院名 電話番号
志方医院 976-2858
大国医院 976-0173
宏洲整形外科医院 957-5151

※県内指定医療機関でも接種できます。接種可能か直接お問合せください。

接種に必要なもの

・本人確認書類(久山町に住民票があるか確認します。ご住所の確認ができるマイナンバーカードや保険証など準備ください)

・母子手帳(予防接種手帳)

※過去の接種記録がわかるようできるだけ母子手帳・予防接種手帳をお持ちください。

※予診票は健康課(ヘルスC&Cセンター)、町内医療機関に準備しております。

接種の一般的なスケジュール

ワクチンは3種類です。いずれも1年以内に接種を終えることが望ましいとされています。

〇2価ワクチン(サーバリックス)

接種回数は3回です。

初回接種から1か月おいて2回目、初回接種から6か月おいて3回目を接種。

〇4価ワクチン(ガーダシル)

接種回数は3回です。

初回接種から2か月おいて2回目、初回接種から6か月おいて3回目を接種。

〇9価ワクチン(シルガード9)

1回目を接種する年齢によって回数が違います

15歳になるまでに1回目の接種を受ける場合(接種回数は2回です)

1回目と2回目の接種は通常5か月以上あけます。5か月未満の場合は3回の接種が必要です。

15歳になってから1回目の接種を受ける場合(接種回数は3回です)

初回接種から2か月おいて2回目、初回接種から6か月おいて3回目を接種。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒811-2501 福岡県糟屋郡久山町大字久原1822番地1

電話番号:092-976-3377
ファックス:092-976-3378

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